地熱・温泉調査
地熱・温泉調査フロー
地熱資源および温泉湧出の機構は地質環境に左右されます。従って、その地域の地質環境を正しく推定することが地熱・温泉調査の解析精度を高める事となります。
当社は日本全国で実施してきた地熱・温泉調査および開発の実績と、長年にわたって培ってきた地下資源調査技術をもとに、温泉探査法を確立しております。
リモートセンシング、地表地質調査、物理探査、地化学探査、各種分析などを行い地熱・温泉開発に有望な地域を抽出します。調査の結果、有望な結果が得られればボーリング調査を行い、より精度の高い評価を行います。このように当社では探査・掘削両方の技術を所有しており調査から開発までの段階を一社で行うことができます。
地熱流体流動シミュレーション
地熱・地中熱開発においては、開発予定箇所に存在する地熱流体の状態、および周辺環境への影響についての評価が必要となります。この地熱流体のシミュレーションにおいても、3次元地下水解析技術の適用が可能です。
地熱井・温泉井掘削、噴気試験
地熱発電開発での坑井掘削の用途は、調査井・生産井・還元井に分けられます。調査井掘削では、深さ1000~2000mに達する垂直井を掘削し、コアを採取します。
温泉井や水井戸の掘削には、国内外で多くの実績があります。