地下開発の設計・施工監理・操業管理
地下石油・LPG備蓄基地の設計・施工監理/維持管理
当社は、鉱山開発・操業技術を生かし、国家エネルギー資源備蓄プロジェクトとして地下深い岩盤中に建設された、石油地下備蓄基地(岩手県・愛媛県・鹿児島県)の設計・施工監理を担当しました。また、操業開始後も、備蓄基地の岩盤タンクにおける健全性評価に関する業務(3次元地下水流動解析、水理データおよび高精度傾斜計による水封機能・岩盤安定性評価)を行っています。
また、石油地下備蓄で得られたノウハウを活かし、岡山県倉敷市に建設された倉敷国家石油ガス備蓄基地の設計・調査および施工監理を担当しました。操業開始後は、備蓄基地の岩盤土木設備の維持管理(水封機能・空洞安定性等の評価)に関する業務を行っています。
(鳥瞰図・配置図・写真:独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構殿 提供)
浸透流解析による地下石油・LPG備蓄基地の水封機能評価
当社の浸透流解析による3次元地下水流動シミュレーション技術は、自然現象の忠実なモデル化により、国家石油備蓄基地3基地・倉敷国家石油ガス備蓄基地の水封機能(水圧による貯蔵物封じ込め)評価において、極めて重要な役割を果たしています。